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危険負担とは?



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危険負担とは
契約後に、債務者の責任なく、やるべきことを果たせなくなった場合、
買主(債権者:引き渡してと請求できる人)
売主(債務者:引き渡さなければいけない人)
どちらが負担するか?という問題のことをいいます。

「債務者の責任なく」とは法律用語では「債務者の責めに帰すべき事由によらず」といい、
意味は、
「やるべきことを果たせなかった原因が債務者(売主)にない」
ということです。
例えば、
地震による建物全壊は債務者の責めに帰すべき事由によらず、
債務者の放火による建物全焼は債務者の責めに帰すべき事由によります。

ここで、
契約後、地震によって建物が全壊してしまった場合、
どちらの負担(責任)にしますか?
というのが、危険負担の問題です。

今回、目的物が“建物”という特定の物だと、買主が負担する(責任を持つ)こととなります。
つまり、全壊してしまっても、売主にお金を支払わなければならないと言うことです。

一方、目的物が“アサヒの瓶ビール10ケース”というように不特定の物の場合、
(アサヒの瓶ビールは一つしかないわけではなく、どこでも買える。)
売主が負担する(責任を持つ)こととなります。
つまり、売主の倉庫が地震で全壊し、その倉庫にあった瓶ビールが無くなったとしても
違うところから仕入れをして、買主に引き渡さなければならないということになります。

ちなみに、契約前に、目的物がなくなっていた場合は、契約自体、無効となります。


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