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▼債権者代位権

債権者代位権とは、
債権者が債務者に対する債権を保全するために、
債務者に代わって債務者の第三者に対する権利を行使できる権利のことをいいます。

具体的にどういうことかを下図で説明いたします。

債権者代位

債権者Aは債務者Bに100万円貸しており、Bに対する貸金債権を有しています。
弁済期になっても、債務者Bはお金がないため、Aに100万円を払いません。
ただし、Bはお金がないけれど、Cに対してお金を請求する権利は持っています。
そこで、出てくるのが、債権者代位という制度です。
債務者Bが第三債務者Cに取り立てることができる権利を、債権者Aが代位して、
債権者AがCに直接100万円を返してくれ!と請求できるということです。

債権者代位できるもの


・金銭債権
所有権移転登記請求権
不動産の不法占拠者に対し、賃借人が所有者に代位して行う妨害排除請求権

債権者代位できないもの


一身専属権
(例えば、親族間の扶養請求権・相続人の遺留分減殺請求権など)はその者にしか行使できない権利
とされています。簡単にいえば、身内上の権利と考えればよいです。

債権者代位権の成立条件


  1. 債務者が無資力(上図ではBがお金を持っていないこと)
  2. 債務者がその権利を行使していないこと(上図ではCに対して返還請求をしていないこと)
  3. 上記2つの債権が弁済期に達していること
  4. 債権の保全が必要であること

ただし、「裁判上の代位」「保存行為」は弁済期前でもすることができます。

どういうことか詳しく説明致します。

裁判上の代位
弁済期が到来するのを待っていては、債権が保全できなくなる場合は、弁済期が到来する前に
債権者代位権を裁判上で行使できるということです。

保存行為
たとえば、BがCに対して有する債権が時効消滅しそうな場合には、
Aとしては弁済期前でも時効を中断しておかなければ保全できなくなります。
このような場合、弁済期前でも債権者代位権を行使できます。
この保存行為は裁判上で行う必要はありません


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