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▼債務不履行


債務不履行とは
契約したことを守らない時の責任のことです。
大きく分けると3つに分かれます。

債務不履行の種類


履行遅滞約束の期限を過ぎてしまった
不完全履行実行はしたが中途半端で、約束したことをすべて果たしたわけではない
履行不能約束を果たそうとしてもできない状況になった

債務不履行が生じると、相手方(債権者)は
損害賠償請求」や「契約解除
ができます。
 
ただし、同時履行の抗弁権が主張できる場合、
たとえ、契約を履行しなくても、債務不履行とはなりません。


履行遅滞


たとえば、金持ちAが、貧乏人Bに100万円を貸したとします。返済期限は10月10日としました。Bは10月10日までに100万円を返済しないといけないのですが、10月10日までに100万円を返済できませんでした。この場合、Bは「履行遅滞に陥った」といいます。

不完全履行


たとえば、売主Aが、買主Bに1000万円で土地を売却しました。そして、10月10日に1000万円の受け渡しと同時に「①土地の引き渡し」と「②土地の所有権をBに移す(所有権移転登記)」ことを約束しました。そして、10月10日になり、買主Bは1000万円を渡したが、売主は土地を引き渡しただけで、所有権移転登記に必要な書類をそろえることができず、登記までは行えませんでした。この場合、売主Aは①②を行う義務があるものの①しか行わなかったので、Aは「不完全履行」です。

履行不能


履行不能とは具体的には「タバコの不始末で建物が焼失」「落雷で焼失」などが挙げられます。
では、履行不能になった場合、誰が責任をとるのでしょうか?

・債務者の故意(わざと)、過失(うっかり)によって履行不能になった場合
⇒ 債務不履行にあたり、債務者が責任を負う
例 「タバコの不始末で建物が焼失」

・不可抗力(地震、落雷、津波など)により履行になった場合
⇒ 危険負担で扱う

・履行遅滞中に、債務者の責任がない事由で滅失した場合
⇒ 債務者の責任。なぜなら、約束の期限を過ぎているのは債務者の責任だから。

債務不履行による損害賠償請求


債務不履行により、債権者に過失があったときは
裁判所は損害賠償の責任およびその金額を定める際、過失相殺をしなければなりません
裁判所は過失相殺を絶対しなければならない点に注意してください。
過失相殺とは損害を公平に分担するために、債務者と債権者の過失の度合いを考慮して
損害賠償額を決定することを言います。

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