ラインで宅建の勉強

▼根抵当権

根抵当権とは、簡単にいうと、
ある不動産を担保とした時、この不動産を担保に「上限額極度額)」と「債権の種類」を決め、この範囲内で何度もお金を貸し借りできる権利です。

抵当権では担保とされている債権が特定されています。それに対して、
根抵当権は債権の種類は決まっているが特定されていません。

つまり、自営業者が、別荘を買う場合にお金を借り、会社の運転資金でお金を借りたりする場合に
一つの不動産に根抵当権を設定していれば、上限額(極度額)までは何度も借りることができます。

お金の貸し借りが多い場合に、その都度、抵当権を設定し、消滅させるというのは相当面倒です。。。。
そのため、根抵当権を使うと、一度、根抵当権を設定しておけば楽ですね!

また、借りていたお金を全て返したからといって当然に根抵当権が消滅するわけではなく、
またいつでも借りられるようになっているため、根抵当権の抹消登記をしなければ消滅しません。

そして、根抵当権について、元本の確定すべき期日の定めがないときでも、
根抵当権の設定の時から3年を経過したときは、
担保すべき元本の確定を請求することができます。

さらに、元本確定後でも、利害関係人の承諾さえあれば、極度額の変更は可能です。

抵当権と違う点


1.根抵当権に附従性はない
つまり、借りたお金を返して、貸金債権(被担保債権)が消滅したからといって、
根抵当権が当然消滅することはない。

2.根抵当権は随伴性もない
つまり、取り立てを行う権利である貸金債権(被担保債権)が第三者に譲渡
されたからといって根抵当権は移転しません

3.利息の制限は極度額まで
抵当権では利息については、優先弁済は満期となった2年分に限られるが、
根抵当権では、元本および利息が極度額範囲であれば
利息の全てにおいて優先弁済を受けられる

4.承諾なく譲渡できない
抵当権は設定者の承諾を得なくても、譲渡人からの通知により、抵当権を譲渡できる。
一方、根抵当権を譲渡する場合は設定者の承諾がなければ譲渡できません
但し、元本が確定すれば、抵当権と同様の性質を有するので、承諾なく譲渡できる。


⇒ 【民法 基本テキスト】 へ行く

⇒ なぜ宅建に合格できないのか? 

⇒ 無料メルマガ:1日3問過去問をわかりやすく解説するから実力が上がる!


宅建(宅地建物取引士)独学で合格するためには勉強法を身につけることが一番の近道。
これを知れば、3ヶ月でも合格できます。この勉強法の一部を上記「毎日3問」でお伝えしています!無料なので、是非参考にしてみてください!
抵当権